ゲイってどこにいるの？ゲイ友達の作り方！

ところで皆さん、ゲイを含めたLGBT（レズ・ゲイ・バイ・トランスジェンダー）って日本の人口の何％を占めているかわかりますか？？

2015年に実施された電通ダイバーシティ・ラボによる調査では、

日本人口の7.6％がLGBTであると結論付けられています。

単純計算すると、日本人口の950万人がLGBTで、この数は、

左利きの日本人やAB型の日本人とほぼ同じ数と言われています。

めっちゃ多くないですか？学生時代のクラスメイトに少なくても1人は左利きいましたよね？

AB型だって全然珍しくないですよね？

そうなんです、ゲイってめっちゃ身近にいるんです。街中歩けば絶対に複数人のゲイとすれ違っているはずなんです。

だから、「どこにいるの？」って訊かれたら、「どこにでもいる」と答えられます。

でも、「私はゲイです！！！！」なんて主張する人は殆どいませんよね。なんででしょうか。

そうです、皆さんが所属するクラスも部活もサークルも職場も、ストレートしか存在していないことが前提の世界だから、例えゲイであってもあたかもストレートなように振る舞うのです。

【ゲイとの出会いは「ゲイの世界」に】

ストレートしかいないことが前提の世界にいたら、ほぼ99％ゲイとは出会えません。接点が持てないのです。

ではどうすればいいか、それは、「ゲイの世界」（リンク）に一歩踏み出すことです。

【インターネット編】

①Twitter

Twitterはやってますか？一応説明すると、1つの投稿が140字以内というミニブログサービスです。恐らく大多数の方が既に、「リア垢」や「趣味垢」などを持っているのではないでしょうか？

それと同じように、ゲイ達は「ゲイ垢（ホモ垢）」を作成して、同じゲイと接点を持っています。

基本的にTwitterは、友達を作る目的のツールだと思ってください。

②9monsters

いわゆるスマートフォンのGPS情報を基に、近くにいるゲイを発見し、コンタクトが取れる「出会い系アプリ」です。この世界で「アプリ」と言ったら「9monsters」のことを指します。

「出会い系」って聞くと怪しくて胡散臭い感じはしますが、SNSと同じノリで使う人が多く、日本人ゲイの間では必須アプリとも言えるでしょう。

基本的に9monstersは、出会ってエッチするのと友達を作るのが半々くらいが目的のツールだと思ってください。

③掲示板（coolboys、Men’s Net Japan）

地域毎にスレッドが用意されており、気になった相手と匿名メールサービスを使って連絡を取ることができます。

Twitterや9monstersが世代を問わないのに対して、掲示板は30代以上の利用者が圧倒的に多く、

若いゲイはあまり利用していない印象を受けます。また、顔が見えなく匿名性が高いため安全性は決して高いとは言えません。

基本的に掲示板は、出会ってエッチするのが目的のツールだと思ってください。

【現実世界編】

①リアル

リアルとは、上記のインターネットサービスで知り合ったゲイとリアルの世界で出会うという意味です。目的としてはあくまでも「お茶」なのですが、喫茶店で話したりどこかで遊んだりしてるうちに良い雰囲気になると、お泊りやセックスに繋がる場合もあります。近所であればラクなのですが、ゲイはあちらこちらに点在していますから、パターンとしては、①首都圏であれば新宿、関西圏であれば梅田、中京圏であれば栄といったように、どの路線からもアクセスしやすい地点で行われるケース。②自宅に連れ込みやすいようにどちらかの最寄り駅周辺で行われるケース。③旅行や出張等で、関西圏のゲイが東京に、首都圏のゲイが関西圏等、遠くに訪れた際に行われるゲースがあります。

②ゲイバー

ゲイバーとはゲイが集うバーのことです。ママもスタッフもゲイで、オールナイトでお喋りやゲーム、カラオケなどを通じてコミュニケーションを楽しみます。それぞれのお店にコンセプトがあり、集まっているゲイの年齢や体型、趣味等が異なります。バー毎に固定客がいて初来店は緊張しますが、何度か通っていると顔を覚えてもらえ楽しめると思います。日本で最もゲイバーが集まっている街は新宿二丁目ですが、５大都市圏を含めた主要地方都市にはほぼ存在します。店にもよりますが基本的に一晩あたりの予算は3,000円くらいです。

③サークル

皆さん学生時代は何らかの部活・サークルに所属していました？実は、ゲイのみを対象とした、しっかり組織化されたサークルが数多く存在するんです。中でも吹奏楽やバレー、テニスは人気があり、数あるゲイサークルが一堂に会する大会まであります。サークルの見つけ方ですが、Twitter検索で見つけて直接コンタクトや、人からの紹介が主になります。

④ハッテン場

ハッテン場とは、性行為を目的にゲイが集う場所のことです。その中でも、ヤリ部屋やシャワーなどの設備、コンドームやローションなどのアメニティが整備された有料発展場と、夜間に公園のトイレなどの公共施設に集まり事を致す野外発展場があります。基本的に見知らぬ者同士がその場でマッチングするためその場限りですが、稀にピロートークが盛り上がり意気投合し友人・恋人関係まで繋がるケースもあります。

【ゲイ友達の作り方】

Twitterのタイムラインを見ていると、仲が良いゲイ同士で遊んだり飲んだりしている姿がアップされています。さて彼らはどうやって友達を見つけ関係を築いたのでしょうか？就職に例えて説明しましょう。

・一般的な例

①9monstersプロフィール、Twitterは書類審査

どんな顔で何が好きでどんなタイプで…という情報をアプリやSNSのアイコンやプロフィール、投稿から読み取り、自分と相性が合うのか、仲良くできるかを見定めます。まさに「履歴書」とも言えるでしょう。

②リアルは面接

「履歴書」を確認し、会ってみたいと思えたならば、DM機能でお茶かご飯に誘ってみましょう。両者がマッチングすればリアル成立です。

③LINE交換は採用

実際に会ってみて相手の人となりを見定めましょう。チェックポイントは、顔・性格・相性・体格などではないでしょうか。「履歴書」とのギャップを良くも悪くも確かめながら、また会ってみたいと思えたら連絡先を聞いてみましょう。その後連絡が続いてまた会えたらめでたく採用です。おめでとうございます。

※もし恋人探しが目的の場合は３次面接までは欠かさずに行いましょう。

・リファラル・リクルーティング（紹介採用）の例

ゲイコミュニティは狭いので、ゲイというだけで仲良くなれてしまいます。友達の友達は友達です。仲良くなった友達の友達は自分と似たようなタイプで同じく仲良くできるかもしれません。ぜひ紹介してもらって関係を深めていきましょう。コツは、ギブ・アンド・テイクです。自分の友達も他の友達に紹介して輪を広げていきましょう。